top of page
検索


関東テキヤ一家 喧嘩仁義
関東浅草、テキヤの組である菊水一家の国分(菅原文太)と、その弟分である五郎(南利明)は、大阪浪花升一家の葉山良二を頼って、新幹線にて大阪入りしたが、その新大阪駅を出たところで、一人のトルコ嬢(現ソープ嬢)が暴力団に拉致されかけているのを見て、早速暴力団たちをのしてしまった。 とにかく、この国分、喧嘩っ早いのが特技のような男で、行く先々で誰彼構わず喧嘩を仕掛けてしまう。 葉山は浪花升一家の時期跡目、有力候補として一家をまとめていたが、一家の中にはそんな葉山を快く思わない者もいた。 それが名前は分からないのだが、現代劇、時代劇を問わず小悪党をやらせたら彼の右に出る者はいないという俳優で、仮にTと呼ぶことにしよう。そのTは浪花升一家の帳元、加藤嘉が病床から葉山に、一家を頼む的なことを言うのを、冷めた目で見ていた。 葉山、国分、五郎は早速、新世界の街に繰り出し飲み明かそうと言うことになったのだが、入った店で国分は流しの男が肩にぶつかってきたと言う理由だけで、その男をぶん殴った。その男こそ誰あろう。我らが梅宮辰夫で、辰兄は、 「ふっ。悪いけど効かねえよ」.

makcolli
2月10日読了時間: 16分


俠花列伝 襲名賭博
60年代後半に一世を風靡した邦画のジャンルに任侠映画というものがある。その場合、主人公は義理と人情に生きる男であり、困っている人には財布ごと金を渡し、最後には悪のヤクザの拠点に殴り込みをかけるというのがパターンである。 この任侠映画、主に東映にて製作され、その中から高倉健や鶴田浩二、そして女俠を熱く演じた藤純子と言ったスターを輩出していった。 だがこの任侠映画、当時は物凄い勢いがあったのか、意外に日活や大映でも製作されていたのである。日活や大映が、東映の任侠映画のおこぼれに預かろうとしたのかは分からないが、大映では江波杏子主演の「女賭博師」が作られ、それなりにヒットしたのかシリーズ化されていった。 さて、今回書いてみたい映画は日活製作による『俠花列伝 襲名賭博』である。公開されたのは69年。まさに任侠映画ブームの真っ只中に作られたのであるが、主演は松原智恵子。そもそもなぜこの作品を見てみようと思ったのかと言えば、梶芽衣子が出演しているからであった。 梶芽衣子と言えば日活時代は「野良猫ロック」シリーズ。東映時代には「女囚さそり」シリーズ。また東宝に

makcolli
2025年12月5日読了時間: 13分


関東テキヤ一家
一時代を築いた東映任侠映画のセオリーとはなんだったのだろうか。そこには間違いなく、善悪二元論の考えがあった。 つまり、良いヤクザがいて、悪いヤクザがいる。良いヤクザは悪いヤクザが仕掛けてくる様々な悪事を我慢するが、最終的に、それも限界に達し最後は着流し姿に長ドスを持って、単...

makcolli
2025年7月17日読了時間: 18分
bottom of page