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俠花列伝 襲名賭博
60年代後半に一世を風靡した邦画のジャンルに任侠映画というものがある。その場合、主人公は義理と人情に生きる男であり、困っている人には財布ごと金を渡し、最後には悪のヤクザの拠点に殴り込みをかけるというのがパターンである。 この任侠映画、主に東映にて製作され、その中から高倉健や鶴田浩二、そして女俠を熱く演じた藤純子と言ったスターを輩出していった。 だがこの任侠映画、当時は物凄い勢いがあったのか、意外に日活や大映でも製作されていたのである。日活や大映が、東映の任侠映画のおこぼれに預かろうとしたのかは分からないが、大映では江波杏子主演の「女賭博師」が作られ、それなりにヒットしたのかシリーズ化されていった。 さて、今回書いてみたい映画は日活製作による『俠花列伝 襲名賭博』である。公開されたのは69年。まさに任侠映画ブームの真っ只中に作られたのであるが、主演は松原智恵子。そもそもなぜこの作品を見てみようと思ったのかと言えば、梶芽衣子が出演しているからであった。 梶芽衣子と言えば日活時代は「野良猫ロック」シリーズ。東映時代には「女囚さそり」シリーズ。また東宝に

makcolli
2025年12月5日読了時間: 13分


関東テキヤ一家
一時代を築いた東映任侠映画のセオリーとはなんだったのだろうか。そこには間違いなく、善悪二元論の考えがあった。 つまり、良いヤクザがいて、悪いヤクザがいる。良いヤクザは悪いヤクザが仕掛けてくる様々な悪事を我慢するが、最終的に、それも限界に達し最後は着流し姿に長ドスを持って、単...

makcolli
2025年7月16日読了時間: 18分


あなたと私の合言葉 さようなら、今日は
簡単に言えばラブストーリーであり、ファミリードラマである。それを大映オールスターとも言えるキャストで、市川崑が描いている。 大映期の市川崑の作品はかなり見た方であると思えるが、何かそのタッチにしっくりくる物を感じたことはなく、この作品もやはりそうだった。...
高橋宏幸
2025年3月6日読了時間: 12分
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