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高橋宏幸
漫画家
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ゴーゴー向こうみず作戦
数あるGSバンドのなかでも、スパイダースは主演映画を多く残したほうだが、これが主演第一作とは知らなかった。 冒頭は大磯ロングビーチにて、ヤング&フレッシュをバックに歌う松原智恵子のシーンにて始まる。松原智恵子の水着姿は貴重かも。...
makcolli
2017年5月7日読了時間: 4分
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帰ってきたヨッパライ
68年。フォーク・クルセイダーズは時の人だった。 そのフォークル・ブームに当て込んで製作された映画が、『帰ってきたヨッパライ』だと思うのだが、当時フォークル目当てに映画館に足を運んだ人の多くが、映画館を出る時、「訳分んなかった」という感慨を抱いただろう。...
makcolli
2017年5月2日読了時間: 4分
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ボディガード牙
なんでこの映画、海外で公開されたの? 映画を観る時の姿勢として賭けというものがある。ギャンブル性というものがある。 ふたを開けてみなければ、吉と出るか凶と出るか分らないものがある。 特にプログラムピクチャーの場合、二週間に二本立てで興行が組まれていた訳で、玉石混淆合い混じる...
makcolli
2017年5月1日読了時間: 9分
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緋ぢりめん博徒
東映は焦っていた。本当に焦っていたんだと思う。 男の体臭100%と言える任侠映画に咲いた花一輪、藤純子の存在、人気、そしてその引退は当然、ドル箱スターを失うことを意味していた。 東映幹部は、めっちゃ尾上菊五郎を怨んだに違いない。...
makcolli
2017年4月27日読了時間: 7分
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奇々怪々 俺は誰だ!?
1969年。谷啓はトワイライトゾーン、もしくはアンドレ・ブルトンが提唱した超現実主義の中を彷徨っていた。 またはそれを、日活と円谷プロが提携して製作した「恐怖劇場 アンバランス」と呼んでもいい。 とにかく郊外の公営住宅に住む、恐妻家にしてうだつの上がらないサラリーマンの谷啓...
makcolli
2017年4月25日読了時間: 11分
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黒い女豹M
冒頭から千葉ち1974年。廃墟同然になっていた横浜赤煉瓦倉庫界隈を、池玲子は全力疾走していた。 そう東映の「女番長」シリーズや、「恐怖女子高校」、「温泉芸者」シリーズなどの併映B級路線で、グンバツのパイオツを惜しげもなくさらし、一時代を築いた池玲子である。...
makcolli
2017年4月25日読了時間: 9分
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濡れた荒野を走れ
かつてチイチイと呼ばれた男がいた。その男は、「ちい散歩」なんていうテレビ番組をやっていて、その晩年は好々爺のような姿を見せていた。 そう。その男とは、地井武男のことである。 だが仮に70年代に地井武男のことを、チイチイなんて呼んだ日にゃ、半殺しの目に遭ったことだろう。それく...
makcolli
2017年4月25日読了時間: 12分
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強盗放火殺人囚
ディープ&ストロング。つまり深く、強くとはこの映画のために用意された言葉である。 ムショに収監されている松方さんは、仮釈がほぼ決定的となり、面会にやってきた女房であるところのジャネット八田を前にして、テンションが上げ上げになっていた。...
makcolli
2017年4月25日読了時間: 22分
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俺にさわると危ないぜ
祐次郎か?旭か?と聞かれれば間違いなく旭だと答える。 リアルタイムではさすがに旭の映画は見ていなかったが、祐次郎に関しては「太陽に吠えろ」とか覚えていて、事件が解決するとなぜか祐次郎は、警察署のなかなのにブランデーとか飲んでいる人ぐらいの印象しかなく、死んだとき、なぜあそこ...
makcolli
2017年4月21日読了時間: 6分
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乾いた花
映画『乾いた花』を見る。ムショ帰りのやくざが、シャバに戻ってみると、状況は一変していて、というシチュエーションは、やくざ映画にはよくあるパターンである。 そのやくざが池部良。 さらに組長などの幹部は、すでに手打ちをしていて、自分がムショに行った意味までなんだったのか、それで...
makcolli
2017年4月21日読了時間: 4分
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虹の中のレモン
1968年。 海の彼方、イギリスでは、ローリング・ストーンズが主催者となり、 「Rock And Roll Circus」なるテレビ番組が企画され、製作された。 そこにはストーンズの他にも、ザ・フーやジョン・レノン、エリック・クラプトン、キース・リチャーズ、ミッチ・ミッチェ...
makcolli
2017年4月21日読了時間: 8分
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堕靡泥の星 美少女狩り
鈴木則文といえば「トラック野郎」シリーズに代表されるような、大衆娯楽路線を得意とする映画監督であり、そこには熱く生きる人間たちのドラマとちょっぴりの権力批判、そしてなによりエロとギャグと、野糞とアクションが同時に展開されるという邦画における一大山脈であると言っても過言ではな...
makcolli
2017年4月17日読了時間: 15分
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フリーセックス 十代の青い性
某日。ラピュタ阿佐ヶ谷でレイト特集がはじまった「大映ハレンチ青春白書」のなかの『フリーセックス 十代の青い性』(68年)を観に行く。 基本的に自分はB級、C級映画が本当に好きなのだなと再確認した。 大映の黄金期は50年代後半から60年代前半で、俳優や女優も京マチ子や若尾文子...
makcolli
2017年4月15日読了時間: 6分
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懲役太郎 まむしの兄弟
某日。シネマヴェーラ渋谷で特集中された「中島貞夫 狂犬の論理」を観に行った。この日かかった作品は『懲役太郎 まむしの兄弟』と、『木枯らし紋次郎 関わりござんせん』。 しかもトークショーで、中島監督と俳優の川地民夫さんが来てくれると言うのだから、ファンとしてはたまらない。...
makcolli
2017年4月15日読了時間: 9分
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札幌・横浜・名古屋・雄琴・博多 トルコ渡り鳥
岡山から駆け付けたというあいつは、完全にてんぱっていた。 『札幌•横浜•名古屋•雄琴•博多 トルコ渡り鳥』。世間的に見れば完全なションベン映画である。だが、ラピュタ阿佐ヶ谷の場内は超満員。補助椅子出すわ、通路に座布団敷くわでえらいことになっている。...
makcolli
2017年4月14日読了時間: 8分
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ビューティーペア 真っ赤な青春
某日。渋谷シネマヴェーラで特集中の「内藤誠レトロスペクティブ」における『ビューティーペア 真赤な青春』を見に行った。 内藤誠監督の代表作は「不良番長」シリーズなどである。その「など」を説明すると、あまりにもマニアックになるのでやめておくが、この人は東映のなかでも深作欣二など...
makcolli
2017年4月14日読了時間: 3分
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夜の歌謡 女のみち
すでに下地はできていた。いや、それは一種の宿命だったのかもしれない。『だに』、『いろ』、『かも』、『ひも』というおよそ現在の邦画界では信じられないタイトル作品の中で辰兄は、冷酷なスケコマシを演じ続けていた。 はっきり言って辰兄は大根もいいとこである。台詞も棒読みだし、演技に...
makcolli
2017年4月14日読了時間: 9分
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夜の最前線 女狩り
某日。ラピュタ阿佐ヶ谷でレイト特集中の「盛り場最前線 男と女のブルース」のなかの『夜の最前線 女狩り』(69年)を観てきた。 日活作品なのだが、65年ぐらいまではあった明朗で闊達な日活調というのは微塵もなく、夜にうごめく男と女の諸事情をモンドな感じで描き出している。...
makcolli
2017年4月13日読了時間: 8分
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唐獅子警察
某日。ラピュタ阿佐ヶ谷のレイト特集、「東映実録路線中毒」における『唐獅子警察』を見てきた。これはなかなかの佳作であった。 東映のミッドフィルダー・中島貞夫監督の作品はアナーキーという点では深作欣二にも引けを取らない。 舞鶴の貧困部落で人の女房に手を出している渡瀬は鼻つまみ者...
makcolli
2017年4月13日読了時間: 5分
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ある見習い看護婦の記録 赤い制服
某日、ラピュタ阿佐ヶ谷のレイト特集「大映ハレンチ青春白書」を観に行く。 今回の作品は『ある見習い看護婦の記録 赤い制服』(69年)。今回のはコメディタッチでなかなか楽しめた。 大病院に勤務する看護婦の物語だが、その女の園でドタバタを繰り広げる五人娘が主人公。彼女たちは制服の...
makcolli
2017年4月12日読了時間: 6分
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